海外でインビザライン・マウスピース歯科矯正を始める方法

海外生活一般
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筆者はアフリカ在住ですが日本の歯科医院のオンライン診療を使って約1年前にマウスピース矯正を始めました!

矯正に踏み出すか迷っている方の後押しになれば幸いです。

筆者は以前矯正をしていたのですが、保定装置を付けるのをおろそかにしてしまったことから、みごとに後戻りをしてしまいました。

「矯正したいけど、海外在住で定期的に歯科医院に通えないからなあ・・・」

そう思って諦めていたのですが、オンライン診療を使うことで海外在住者の自分でも矯正をはじめることができました。

 

現在アライナーは55個目。かみ合わせも直しているのでかなり大掛かりなのですが、順調に歯が動いてくれています。海外で矯正していると大変なこともありますが、日々動いている歯を見ると「本当にあの時決断してよかった」と感じます。

自分の経験から、海外在住の方の矯正を後押しするきっかけになればと思っております。

 

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海外在住者が矯正するべき理由

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ここからは海外在住の筆者が考える「海外に住む日本人が矯正に踏み出すべき理由」について解説します!

1.歯並びがいいのは当たり前

海外で働いていると、周りの方で歯並びが悪い人を探す方が難しいです。欧米では「歯列矯正ができる人は裕福な家庭で生まれ育った人」と見られることが多いため、歯並びを子供のうちに直してしまう方が多いです。また、アフリカの方は顎が大きいからか、硬いもの(サトウキビなど)をよく噛む習慣があるからか、矯正していなくても歯並びがきれいな方が多い印象です。村にいるローカルな方でも歯並びがいい人が多く、ほれぼれしてしまいます・・・

日本ではあまり歯並びを気にしない方が多いですが、海外ではマスク生活も終わりを迎えており(*2023年現在)、マスクを外した時の歯並びの悪さがより目立ってしまいます・・・

筆者も矯正を始めてから、マスクをとって笑うことが億劫なくできるようになりました。

2.英語の発音がよくなる

特に前歯の歯並びがデコボコしていると、歯に舌を付ける英語の音の発音(T、TH、SHなど)が不明瞭になってしまうことがあります。歯並びがそろうことで、これまで出しにくかった音が簡単に出せるようになり、英語の上達を感じることができます。

3.虫歯の心配が減る

海外で信頼できる歯医者さんを見つけるのはなかなか難しいもの。筆者の住むアフリカ某国にも、なかなか日本のようなクオリティで治療をお願いできる歯医者さんは見つかりません・・・

歯の重なりがなくなり、歯並びがそろうことで磨き残しもなくなり、また歯をきれいに保とうという気持ちも相まってよく歯のお手入れをするようになるので、虫歯のリスクを減らすことができます。

4.なんとなく日々頑張っている気持ちになる

マウスピース矯正は毎日の装着時間をきちんと自分で管理していく必要があります。

なので、なんとなく仕事やプライベートがうまくいっていないな・・・という時でも、「いやでも自分、歯動かしてるじゃん!矯正頑張ってるじゃん!」という前向きな気持ちを手に入れることができます。(これは筆者だけかもしれません)

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海外在住で矯正する方法

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矯正するメリットはわかったけど、海外にいるとどうやって矯正に踏み出せばいいかわからない・・・

そういった方に向けて海外で矯正する方法をまとめました。

1.海外の歯科医院で矯正する

海外では日本よりも矯正をする方が多いためか、日本の半額程度と安価で矯正ができる国が数多くあります。中には健康保険や個人保険がきく国もあります。

保険治療ができるのはワイヤー矯正である国がまだまだ主流ですが、マウスピース矯正もある国があるようです。

最近では、ワイヤー矯正よりも、カナダではマウスピース矯正が主流のようです。ワイヤー矯正とマウスピース矯正の治療費に差はなく、55万円ほどです。

引用元:海外の矯正事情 南千住小児歯科矯正歯科

矯正は矯正終了後にもリテイナーという歯並びを維持するワイヤーやマウスピースを最低でも1年以上は付ける必要があり、何かあった場合には矯正歯科さんに診てもらう必要があります。

先進国に住んでおり、また数年以上にわたって同じ国に滞在する予定のある方には一番にお勧めしたい矯正方法です。

2.日本である程度矯正を進め、保定期間に入ってから海外に渡航する

とはいえ、海外で矯正ができる国に長期間にわたって滞在される方は限られており、また信頼できる歯医者さんを探すのも一苦労かと思います。

一番安心できるのは、日本で矯正をスタートして、矯正が終わってから渡航することです。ただし矯正が終わるまでは、歯並びによりますが1年から2年ほどかかる方が多いので、海外移住前に前もって計画的に矯正治療を始める必要があります。

3.オンライン診療+マウスピース矯正をする

すでに数か月後に海外勤務をすることが決まっている方、もしくはすでに海外に居住している方におすすめしたいのがこの方法です。日本で型どりをして、進捗はオンライン診療で管理してもらいます。筆者はこのやり方で矯正を始めました!詳しい手順は下記のようになります。

1.対応している歯科医院を探す

まずはお住まいの地域でマウスピース矯正 オンライン診療 などで検索して歯科医院を探します。

2.日本で検査→初めの型取りを終える

こちらで1か月ほどかかります。

3.渡航前にマウスピース一式を受け取る

次の帰国までのマウスピースをすべて受け取って荷物に詰める必要があります。結構大荷物になります・・・

4.定期的にオンライン診療を受ける

私の場合は一週間に一度、アプリから通知が届くので指示に従って撮影をします。

5.一時帰国の際に必ず歯科医院を訪れる

アプリだけでは見ることのできなかった進捗や歯の状態を先生に確認してもらいます。

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海外で矯正していて特に苦労すること

1.清潔なトイレを探すのが難しい

特に筆者の住むアフリカでは喫緊の課題です。首都でデスクワークの時は全く問題ないのですが、フィールド出張となると厄介です。穴トイレしかないですし、清潔な洗面台がないので、マウスピースの管理が一苦労です。

ミネラルウォーターとウェットティッシュ、デンタルフロスを持って頑張って付け直すか、もしくはお昼ご飯を抜く(マウスピースを外さない)といった選択肢しかありません・・・

村の人に勧められるなど、どうしてもご飯を食べないといけない場合は、お昼からは外しっぱなしで一日を過ごして、次の日は長めに付ける、などして対応していました。

2.発音がしにくい英語の音がある

マウスピースをつけたままだとやはり発音に支障があります。今では慣れてきてつけたままでも話せるようになっていますが、大きな会議でプレゼンテーションをするなど大事な時は外して臨むようにしています。

3.問題があった時にタイムリーに相談に行くことができない

これが一番の問題かもしれません・・・実はマウスピースを交換するときに、マウスピースのプリンティングに不具合があり、うまくはまらなかったことや、ゴムをひっかけるネジがぐらぐらとしてきてゴムがかけられなくなることがありました。時差や休診日の関係ですぐに先生に連絡を取ることができず、なかなか大変でした。ただし、その2回以外は装着時間や交換タイミングをしっかり守っているからか、大きな問題に直面したことはありません。

最後に:矯正は迷ったらいますぐやるべき

いろいろ書きましたが、筆者は矯正を始めて本当によかったと思っています!!

海外にいる方も、これから海外に行く方も、はじめるタイミングを恐れずぜひチャレンジしてみてください。

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