国連の契約をゲットしたら真っ先に作りたい銀行口座、それがUNCFU!
あまり知られていないその便利な点について詳しくまとめてみました。
はじめに
United Nations Federal Credit Union(UNFCU)は国連連邦信用組合というアメリカにある銀行です。
現役の国連職員(コンサルタントやボランティアを含む)や退職した国連職員、国連職員の家族であればだれでも口座を開設することができます。
筆者も恩恵を受けまくっております
口座を開設できるのは下記のいずれかに当てはまる人です。
さて、UNFCUの優れているポイントについてまとめていきます。
ポイント1:ATMでどこでも現地通貨を引き出せる
UNFCUのデビットカードを持っていれば、世界中どこにいっても一日1,500ドルまで、現地のVISAカード対応ATMで現地通貨を引き出すことができます。
(ただしVISAカードの規定で、1%の両替手数料がかかります)
なかなか外貨からの両替が難しい国や、首都から離れた任地にいるときに便利です。
ポイント2:UNFCU同士だと手数料無料で送金できる
海外送金やドル送金は高額な手数料がかかってしまいますが、UNFCU同士であれば、デジタルバンクで手数料不要で送金することができます。離任に伴う自家用車の売買など、国連職員同士の物の売買のときなどにとっても便利です。
ポイント3:海外送金手数料は35ドルのみ
アメリカ以外の国に海外送金する場合には手数料がかかりますが、$35と通常の銀行送金よりはるかに格安です。
ただし、海外送金の場合、WISEを使うのが最も手数料が安価になります。
ポイント4:金利がわりと高め
UNFCUの預金利率は普通預金口座にあたるCheckingアカウントで、15,000ドルまで 1.0%。貯蓄用口座のSavingsアカウントでは、預け入れれば預け入れるほど金利が上がり、最高2%になります。日本の銀行に預入しているよりも高い利率で貯金ができます。
また、Share Certificatesと呼ばれる株券のアカウントを開設すると、なんと年利4.25%を実現できます・・・
ポイント5:預金保証が手厚い
UNFCUでは250,000米ドルまで預金保証がされています。これはsaving, check, share certificateどの口座にも適用されます。日本の銀行は一千万円までなので、こちらも日本の銀行口座よりも高い金額まで保証がされていて嬉しいですね。
開設方法
用意するものは下記。
- 契約書
- 住所を証明するもの(賃貸契約書など)
- パスポートコピー
口座開設自体はものの5分で完了。あとは所属オフィスにデビットカードが届きます。また、口座を維持しておくための費用として$25をデポジット入金しておく必要があります。
なにかと海外勤務に便利なようにできているUNFCU。
国連に入ったらぜひ作っておきましょう!
コメント