ガジアンテップについてはまだまだ書きたいことがたくさんあるので、マニアックすぎますが続きます。
ガジアンテップについて調べたとき、出てきたのが「ガジアンテップは食の都!UNESCOに”Creative City of Gastronomy”として認定されている!」という情報でした。
しかし今までの人生でトルコ料理にあまり触れたことがなかった私・・・そんな人間でも楽しめるのかと半信半疑でした。
すみません、見事にハマりました。
料理編はまた別のブログ記事にするとして、今回はスイーツ編です。
Katmer(ぱりぱりピスタチオクレープ)
こちら、わたしが初めて食べたピスタチオスイーツ、Katmerになります。
訪れたのはKatmerci Cumaali Ustaという、地元民に愛されまくりなことがわかるKatmer専門店。まだ朝早い時間だったのですが、待っている間もバンバンとテイクアウトのKatmerが売れていきます(Katmerは朝ごはんに食べるらしい)。
生地は手のひらに収まるくらいの大きさでほんのちょっと。それをマスターが透けるくらいうすーく伸ばして、たっぷりのクリームとピスタチオをかけて、折りたたんで石窯で焼き上げていきます。
仕上げに追いピスタチオで完成!!!!
これを牛乳(Sut)とともにいただくのですが・・・おいしい!!でも!あまーい!!!
お店では4切れしか食べることができず、そのまま家に持ち帰り、昼ごはん&夜ごはんで食べました。
「ちょっとトルコスイーツはあまくてわたし向きじゃないかも・・・」
そんなことを思っていました。
しかし人間とは恐ろしいもの。数日たつとあの甘さが恋しくてたまらなくなってきたのです・・・
いまなら一枚ぺろりと完食出来てしまうことでしょう。できれば持ち帰ってコーヒーと一緒にゆっくりといただきたいところ。
Simit Katmer(クリームたっぷりピスタチオパイ)
Katmerにもいろんな種類がありまして、こちらのSimit Katmerがわたし激推しのものになります。
こちらはBeyoglu Katmercim という旧市街の中にあるお店で購入(グーグル評価800件以上ついて★4.9というえぐぅい評価を持つお店!!)。
作り方は普通のKatmerとおなじなのですが、こちらはクリームをよりたっぷりと絞り、くるくると巻き上げてからオーブンに投入します。
これがほんとうに最高です。甘さ控えめで、さくさくとしたパイの食感と、しつこくないクリームと香ばしいピスタチオが絶妙です。
たしか400リラ(13ドル)くらい。
Baklava(さくさく激アマピスタチオパイ)
すみません持ち帰った時に崩れてしまった写真しかないのですが!!
いわずと知れた世界一あまいスイーツBaklava(バクラヴァ)、いろんな種類があるので食べ比べしたいな~と思い一つずつ買ってみました(こんな客にも笑顔で対応してくれて優しすぎる・・・)。
一番左の緑色のBaklavaはピスタチオ成分が最も多めのもの。生地にまでふんだんに詰まっています。
ほかのやつも、ピスタチオはたっぷりと敷き詰められています。(写真では、崩れて四角形のBaklavaの中が見えていますが、こんなかんじ)。
緑のやつ以外は、味はほぼ同じ。食感の違いがどれが一番好きで選ぶのが違うんじゃないかな~という感じです。わたしはカタツムリ型のが一番サクサクで好きでした!!!後日同じお店にいって、たくさん買いに行ったら覚えられていました(恥)
私が行ったのは名店Imam Çağdaş Kebap ve Baklava Salonuというお店。お値段はグラム数で変わり、このときは210リラ(7ドル)くらい。
Menengiç Coffee(ピスタチオコーヒー)
ガジアンテップの名店Tahmis Kahvesiというカフェ。
ここに飲みに来たのはスイーツではないのですが、ピスタチオコーヒー。
どんなものかなと思っていたけど、超好みでした。開けた瞬間にピスタチオの豊かな香りが広がり、お砂糖なしでもほのかに甘みがあり、美味しかったです。
美味しすぎてピスタチオコーヒーの粉とトルココーヒーを入れる入れ物を買ってきて家でも作っているのですが、なかなかお店のおいしさに辿り着きません。もう一回飲みに行かないと!!!
こちらのカフェはガジアンテップで400年前から続いているそう。ひょえー!店内の装飾は厳かですが、気軽に入ることができますよ。お値段忘れましたがたしか2ドルくらい・・・
ピスタチオアイス
これはもう言わずもがなですよね。ガジアンテップはいたるところにアイスクリームやさんがあり、ピスタチオも絶対あります。これは注文(というか意思疎通)をミスって三食アイスクリームを頼んでしまったんですが、カカオもミルクも味が濃くて美味しかったです。Imren Dondurma Kadayif Salonuという、家族経営の小さなお店です。
おわりに
ガジアンテップは英語メニューもなく、店員さんも英語を話す人はほぼいません。
なのでおいしいスイーツにありつくには、事前のリサーチがとっても大切!!!
ちょっとまた思い出したら追記します。
コメント