日本に一か月以上滞在する機会があったので、とうとうICL手術に踏み切りました。
今回の帰国の機会を逃すと次いつ帰れるのかわからなかったので、今回の帰国ではいつもの飲み+食べ以上にいろんなことをやりました。
住宅の購入。卵子凍結の検査。キュアジェットプロの施術。矯正マウスピースの作り直し。そしてICL。
(ICL以外も盛り沢山すぎるのでおいおい記事にしていこうと思います)
すでに手術を終えて一か月検診まで終えているのですが、ICLの手術をするまでのステップについて忘れないうちに書き留めておきます。ICLってなに?という説明は今回は省きます。
あくまで個人の体験談なので、詳しい内容は病院で確認してくださいね。
なぜICLに踏み切ったのか
1.海外赴任の荷物を減らせる
わたしは海外に行くたびにコンタクトレンズ一年分+洗浄液を持って行っていました。2 weekからワンデーレンズに切り替えてからは重量は減りましたが、荷物のかさが増えました。スーツケースの1/3はコンタクトということも。
2.紛争や災害のときも目が見える状況をつくれる
今回、次に赴任する国が危険度レベルが高いということもあり、有事の時にコンタクトやメガネが手元にない場合にでも落ち着いて行動できるなあと思い、決断しました。
3.管理が楽
わたしは特に夜遅くに帰ってきたあとなど、コンタクトレンズをいれたまま寝てしまうことがよくありました(本当に良くないです)。目の健康のためにもICLを入れたほうがいいだろうという判断に至りました。
ICLをする上で懸念していた点
ひとつは、長年アキュビューディファインを使ってたので、ICLにすることで黒目が小さく見えるようになるのが嫌だなあと思っていました。ただ手術してしばらくしたら度なしのコンタクトレンズを入れるのはオッケーになるそうなので、どうしても目を大きく見せたい場合は対処できるなと思いました(実際外してみると、案外すぐにディファインなしの自分の姿に見慣れました。周りにも指摘されてないので案外あんまりかわらなかったんですかね・・・)。
あとは手術の失敗を非常に恐れていました。もともと眼圧が高いという診断を数年前にされていたので、ICLを入れることで眼圧が高まって緑内障になったり、目にメスを入れて、最悪細菌感染で失明したり、レンズが回転したりするリスクを懸念していました・・・ただこれは手術後一か月までちゃんと眼科に行ける環境があれば経過観察をしっかりできそうということでした。
クリニック選び
クリニックは2つ見ました。ひとつめのクリニックは初診から詳細な検査、医師の診察がありました。医師の診察は結構適当な感じで、「まあ自由診療だし近視もすごく強いわけじゃないから怖かったらやらなくてもいいよ〜」という感じでした。カウンセラーの人はゴリ押しでちょっと怖かったのですが、その日は支払いをせずに帰りました。
ふたつめにいったクリニックは簡単な視力眼圧検査で、医師に会う前に支払いをするように言われました。レンズも乱視の一点張りで、レンズ発注にも時間がかかるみたいだったのでやめました。
結局はやめに手術の申し込みができそうなひとつめのクリニックで申し込みを入れました。
手術までの流れ
細菌を抑える目薬をひとつもらい、3日前から朝、昼、夕、寝る前と定期的に挿していきました。
手術当日の流れは下記のような感じでした。
- 予約時間(10:30)にクリニックに到着
- 手術同意書にサインし、支払い
- 10:45、瞳孔を開く薬を点眼してもらう
- 11:15、瞳孔が開いていることを看護師さんが確認し、手術フロアへと移動。麻酔と細菌を殺すための点眼を3-4回くらい、5分おきに繰り返す。目の周り消毒される
- 11:40ごろ、先生に診察され、目に直接マジックのようなもので印をつけられる
- 11:45くらいに手術台にのぼる。手術は片目ずつで私の場合は左から。アルコールのようなもので消毒→ゼリーのようなもので目の中を洗う→目を開けたまま固定する機械を入れる→顕微鏡の中の2つの光を見るように言われる。針のようなものが近づいてくる→レンズ入れて位置を調整。
- 30分くらい休む。目がぼやぼやする
- 12:30 先生が診察して問題ないことを確認し、術後挿す目薬を3種類渡され、保護メガネをしてクリニックを出る。
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